ラウンジでお客様に気に入ってもらい、出勤している日に通ってもらえば、たくさんお金を使ってもらえて稼げます。どういう方法でお客様ウケを狙うのが良いのでしょうか。
※「ナイトワークの接客の基本5つ」はこちら
お客様の承認欲求を満たす
ラウンジを含め夜のお店に来る男性がお店の中でできることというのは「お酒を飲む」「女の子と話す」ことです。店によってはこれにカラオケが加わります。ただ、ラウンジに関しては綺麗でかわいい若い女の子と、お酒を飲んでおしゃべりしたいという男性の来店が多いでしょう。
おしゃべりをするといっても男性は女性の話を聞きに来ているわけではありません。自分の話を聞いてもらいたいのです。特にラウンジにくるような男性はそれなりに高収入で社会的な立場がある場合が多いため、「俺ってすごいでしょ」という自慢を認めてもらいたい欲求があります。会社や家庭では今更なかなか褒められることのない立場なので、ラウンジのようなお店で若い女の子にちやほやされるというのは大きな快感です。
ですので、ラウンジで接客するにあたってはまずは男性客に話をさせ、どこを褒めてあげればいいのか見極める必要があります。男性客の口を滑らかにするにはやはり褒めることが近道になります。最初はなかなかツボがわからないので、服装や顔、身につけているものなどわかりやすいところから攻めていくのがいいでしょう。
うまく褒めるところが見つからない場合は、雰囲気を上手に持ち上げるように頑張りましょう。「お父さんに似てて安心する」「頭良さそう」「女の子に優しそう」など当たり障りのないことでも言われている男性は結構嬉しいものです。普段生きていて面と向かって褒められることはなかなかないのです。
男性が積極的に喋り始めたら、あとはテンポよく相槌や聞き返しを行いどんどん話を引き出しましょう。「すごーい!」「かっこいい!」「憧れるー」とか褒めるワードもしっかり織り交ぜて男性客の承認欲求を満たしていきます。話せば喉が乾くのでドリンクも進みますし、お客様のテンションが上がれば飲み物を奢ってもらえる可能性も高くなります。
接客態度がいい
また、ラウンジにくるお客様は素人感のある女の子を好む方が多いので、過度にプロっぽい接客はそこまで求められません。しかし、接客技術というよりは接客態度が良ければ気に入ってもらえる可能性が上がります。ルックスが良いだけでなく、育ちがよく賢そうな女性も好まれるのです。おバカキャラだったとしても態度が良ければ、逆に男性としては「おバカだけど良い子だから俺が色々教えてやろう」というようにプライドが満たされるのです。
良い接客とは前述の話を引き出す姿勢はもちろん「足を組まない」「勝手にタバコを吸わない」「タメ口にならない」「自分だけベラベラ話さない」「ドリンクのおねだりを必要以上にしない」など、接客業として当たり前ができていたり、過度な営業感がないことが重要です。つまり接客態度がいい女の子とは「常識がある女の子」という風に言い換えることもできます。
お客様の情報を頭に入れておく
また、すぐに指名につながらなかったとしても、お客様の情報を頭に入れておくことで後々気に入られる場合があります。例えばフリーで2回目に来店した際に偶然再会し、前に接客した時に話した内容を覚えていたらそれだけでかなり印象が良くなります。
女の子によってはノートやスマホのアプリで毎日接客したお客さんの情報をメモしている子もいます。いわゆる一般の会社での営業マンと同じで、顧客の情報を頭に入れて最適な会話や接客方法を用意しておくのです。最初の接客で指名が取れなかったとしても、2回目以降のチャンスをうまくつかむ女の子は影でこういった努力をしているのです。
出勤が安定している
これは物理的に「今日は何曜日だからあの子がいるな」という安心感があるとお店に足が向きやすくなり指名されるという、ある意味当然の流れです。水商売は出勤が安定しない子も多く、これだとせっかく店に行ってもお気に入りの子を指名できず、自然と足が遠のきます。店に行けば会えると思わせるのは基本です。
お客様に気に入られてたくさん稼ごう
お客様に気に入られればドリンクも奢ってもらえますし、指名も取れます。接客のレベルを高めてどんどん稼ぎましょう!