高級会員制ラウンジとキャバクラは何が違うのか

高級会員制ラウンジはキャバクラとは店の成り立ちが全く異なります。夜のお店というカテゴリーには違いないのですが、正確にいうとお客さんを接待する業態ではありません。ですので、女の子がお店から過度なサービスを強要されることはありませんし、基本的には自由裁量性の雰囲気が強いです。

ラウンジは自由出勤

ラウンジはシフトを店側が組むことは基本的にありません。「今週いつ出れる?」くらいは聞かれることはあるでしょうが、当日欠勤したり伝えた時間に行かなかったからといって罰金等のペナルティを食らうこともありません。この辺りの出勤のシステムはキャバクラと大きく異なる点です。

キャバクラの場合は週3日以上を目安にシフトを組まれますし、最低でも週1日は出させられます。また遅刻や当日欠勤は罰金が取られるお店も多いです。労働基準法的にどうなのかという声もありますが、業務委託契約にする等でキャバクラは上手に対応しています。

ラウンジの方が柔軟かつ気楽に勤務可能であることは間違いなさそうです。

ラウンジはノルマがない

ラウンジは指名料や同伴等のノルマはありません。出勤した日についたテーブルで、飲み物がたくさん注文されたりボトルが入ったりすると歩合がつくようなシステムです。指名が入ればそれも歩合として計算されますが、別にノルマではないので達成しないと基本給が減らされたりということはありません。

これに対してキャバクラはノルマがある場合がほとんどです。指名、同伴、ボトルなどのノルマがあり達成できないと時給が減らされたりと待遇が悪くなっていきます。

勤務する上でプレッシャーが少ないのがラウンジのいいところです。

ラウンジはお酒を作る必要がない

ラウンジは男性客のお酒を作ったりおしぼりを出す、灰皿を変える等、接客の必要はありません。なぜならラウンジにいる女の子はあくまで、お店に飲みに来たお客さんというような扱いになっているからです。これは風営法の絡みで詳細は端折りますが、とにかくラウンジに勤める場合、女の子は接客をしないというのがポイントです。一緒に飲んで場を盛り上げてどんどんお金を使ってもらうというのがお仕事になります。

キャバクラの場合はお店としての接客をする必要があります。キャバクラの女の子はあくまでお店に勤務しているので、水割りを作ったり、タバコに火をつけたり、おしぼりを渡したりというお仕事が必須です。また、お客様の隣に座り接客としての会話をする必要があります。

わいわい飲むのが好きだけど、夜のプロになるのはちょっと…という子に向いているでしょう。

ラウンジは私服で働ける

ラウンジは素人の綺麗な女の子と飲めるというのが売りのお店なので、勤務は私服でOKです。逆にキャバクラや高級クラブのようにドレススタイルや髪をアップにしてしまうと、お客さんはひいてしまいます。体のラインはセクシーに出つつも、あくまで私服感が強い華やかなファッションを心がければ大丈夫です。

キャバクラの場合はドレスを用意する必要があります。入店したばかりの頃はお店からレンタルしてもらえたりもしますが、しっかり指名を取ろうと思ったら自分に似合うドレスを用意することは必須です。

普段から男性受けするファッションに気を使っている女の子なら、ラウンジ勤務はいつもの私服で勤務できる可能性が高いので楽チンです。職場や学校後にそのままお店に向かうことができるのもメリットです。

ラウンジは会員制

ラウンジは会員制のため、誰かの紹介でないと入店できません。ラウンジに芸能人男性が遊びに来るというのはそのためです。身元がしっかりしており問題を起こさない人しかラウンジで遊ぶことはできません。お客さんのプライバシーは守られますが、女の子に関しても同じです。女の子の顔写真やプロフィールがネット上で晒されることはありません。

※「芸能関係のお仕事をしている女の子が会員制ラウンジで働く子か多いワケ」はこちら

キャバクラは基本的には誰でもお客さんになることができます。いい女の子を集めている、今日は誰それが出勤しているということで集客を行うため、公式ウェブサイトや集客用の広告媒体でプロフィール写真が掲載されることが一般的です。

夜のお仕事をしていることをばれたくないという女の子にはラウンジは向いています。

まとめ:ラウンジの方が素人の女の子が働きやすい

高級会員制ラウンジとキャバクラを比較すると、全体的にラウンジの方がお仕事感が薄く、素人の女の子向けになっています。飲み会や合コンの感覚で勤務できるので、ラウンジは勤務のハードルは低いと言えるでしょう。

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