会員制ラウンジの採用までの流れは、面接→合格→体験入店→本入店となります。
まず、最初にクリアしなければならないのが面接です。
ナイトワークに限らず面接を受けるときは誰でも緊張したり不安になったりするものですが、あらかじめ質問の内容が分かっていれば対策が立てやすくなります。
今回は、会員制ラウンジの面接でよくでる質問をまとめました。
「ナイトワークの仕事は初めてですか?」
ナイトワークには、会員制ラウンジの他にもクラブやキャバクラ、ガールズバーなどがありますね。夜のお仕事の経験の有無を聞かれたら、正直に答えましょう。
クラブや高級キャバクラなど、高度な接客技術が必要とされるお店は、やはりナイトワーク経験がある人のほうが有利になります。
しかし、会員制ラウンジの場合は、あまり玄人っぽくない女の子がお客様に好まれる傾向も。ナイトワークが初めてだからといって不利にはなりませんので、安心してください。
「週にどれくらい働けますか?」
比較的自由に勤務時間を選択できることは、ナイトワークのメリットです。
ただ、店側としては、「週に1~2度」と「週に4~5度」と答える2人の応募者がいたなら、「週に4~5度」出られるほうを採用したいはずです。
なぜなら、お店に長くいる女の子のほうが指名客が増えやすいので、売上アップが期待できるからです。また、ナイトワーク初心者の方は特に、最初はシフトを多めに入れるほうが早く仕事に慣れることができます。
この質問をされたときには、「週に2~3回くらいです」と答えるのが無難でしょう。
もっと働きたいと思っている方は、やる気をアピールするチャンスです。たくさんシフトを入れたい旨を遠慮なく伝えてください。
「時給の希望を聞かせてください」
シビアな話しですが、会員制ラウンジの時給の高さはルックスの良さに比例します。
例えば、店側が求める容姿レベルにかろうじて届く場合だと時給は3,000~4,000円、すんなり採用されるレベルだと4,000~5,000円、ぜひ採用したいレベルだと6,000~7,000円ほどと考えてください。
モデル並みにルックスが優れていれば7,000円以上のケースもありますが、これはごく稀な例です。
客観的に自分自身の商品価値を判断して、時給を提案すると採用率がアップします。
「送迎先はどちらになりますか?」
会員制ラウンジでは、終電以降に帰宅する場合、希望する場所までお店の車で送ってもらえます。送迎代は距離によって変わりますが、だいたい1,000~3,000円が相場でタクシーよりもかなり安い値段設定になっています。
女の子にとっては大きなメリットがある送迎ですが、店側からすると遠距離になればなるほどコストがかかりますので、送迎先が近いほうが面接では有利です。
「お酒は飲めますか?」
会員制ラウンジにもノンアルコールの飲み物は置いてあります。
ただ、お客様にいただいたワインやシャンパンを「私、お酒が飲めないんです」とは断りづらいですし、その場がしらけてしまう可能性もありますよね。
お酒に弱い場合は、普段はノンアルコールのドリンクを飲んで、いざと言う時だけお酒を飲む方法で乗り切れます。
ただし、一滴もお酒を飲めない方は、面接の時点でお断わりされてしまうこともあります。
まとめ
会員制ラウンジの面接でよく出る質問をまとめました。何でも正直に答える必要はありませんが、できないことを「できます!」と言い切ってしまうと、いざ仕事が始まってから困った事態に陥ります。
面接の前に、「この質問がきたらこう答える」などの対策を練って、無理のない範囲で頑張ってください。